子供を持たない人生を選んだ10の理由【DINKs夫婦】

2020年2月2日

子供を持たない人生を選んだ10の理由

こんにちわ、アザラスです。

家族の形はさまざまだと思いますが、私たち夫婦には子供がいません。
いわゆるDINKs夫婦です。
これは自分たちで選択したことでした。
そして今のところ、この選択は我が家にとっては正しかったと感じています。

なんで子供を作らないの?
子供が嫌いなの?



よく、いろんな方からこんな質問をされます。

この記事では、次のような人に向けて書きました。

  • 「子供を作ろうかどうか悩んでいる」
  • 「子供を作らない人が理解できない」
  • 「DINKsってどんな人?」

この記事が、何かのヒントになれば幸いです!


子供を持たない共働き夫婦「DINKs」とは?

DINKsとは「Double Income No Kid s」を略した言葉です。
子供を意識的に作らない共働き夫婦のことをこう呼びます。

DINKsという言葉の使われ方には注意してください!

ただ単に「子供がいなくて夫婦共働き」という意味で使われちゃってることもあります。
また「DINKs世代」などという場合は「結婚したけどまだ子供を作らない共働き夫婦」みたいな意味でも使われることがあります。

最近では「あえて子供を作らずに夫婦で共働き」という意味で使われるほうが一般的です。
私たちはこれにあたります。


子供のいない家庭は日本にどのくらいある?

子供のいない家庭は、日本では約3割。意外と多いですよね!

さらに結婚して15年以上経ち、なおかつ子供がいない夫婦の割合でも約6%程度はいるようです。

参照:第15回出生動向基本調査 図表Ⅱ-2–2

この中には「子供が欲しくてもできない夫婦」も含まれています。


私たちが子供を持たない人生を選んだ10の理由

私たちは結婚6年目の夫婦ですが、「生涯子供を持たない」と決めたのは、結婚してから3年目くらいだったと思います。

よく「子供が嫌いなの?」と聞かれることがありますが、基本的に私たちは2人とも子供が好きです!
たまにかわいくない子供もいますが。

子供を持つ持たないの選択は、自由だと思います。
以下に書いたことに異論・反論のある方もいるかもしれません。
しかし、これはあくまでも私たちの場合の話であり、一般化するつもりはありません。

その点をふまえて、お読みください!


【DINKsの理由①】もともと子供を作ることに消極的

結婚する前から、僕も妻も「子供を作る」ということに消極的でした。
これは出会う前からですし、結婚後もそうです。

しかし私も妻も結婚してから、なんとなく子供が欲しいと思う瞬間がなかったわけではありません。

私の最も好きなマンガの一つが宇仁田ゆみさんの「うさぎドロップ」です。アニメ化もしてます。

祖父の訃報で訪れた祖父の家で、30歳の独身男、河地大吉(ダイキチ)は一人の少女と出会う。

少女、鹿賀りんは祖父の隠し子であった。望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、りんを自分が引き取り育てると言った。こうして、不器用な男としっかり者の少女との共同生活が始まる。

Wikipedia うさぎドロップ

このアニメに何度泣かされたことか・・・。主人公の大吉のりんへの優しさがたまらない漫画です。
りんを育てるために、定時退社すべく出世の道を捨てて部署を異動までします。会社に代わりの人間はいるけど、りんには自分しかいないとか言って。
超かっこいいんですよ。

正直、子供を育てるということに憧れました。
もちろん「うさぎドロップ」のりんみたいなかわいい子供なんてそうそういないでしょうけど。

ちなみに「よつばと!」も好きです。子供を育てたくなるんです。

ふりかえってみると、意外と育児マンガが好きでした。上の2作品とも1人親ですが。

「相手の子供を見てみたい」という気持ちも、お互いに多少なりともあったと思います。
でもなんとなく夫婦にとって現実味のないことでした。


【DINKsの理由②】子作りを勧める意見に共感できない

身近な人に聞いたり、ネットで調べたりして、子供を作った方がいい理由を探しました。
しかし結論から言うと「絶対に子供を作った方がいい」と思える理由には一つも出会うことができませんでした。

意見はたくさんありましたが、ここでは3つほど紹介します。

「少子化だから子供を作るべき」?

これは知人から言われたことです。
「少子化問題」は日本社会のことを考えると重要な問題かもしれませんが、「少子化」はあくまでも国や社会の課題です。
「子供を生みやすい社会の仕組み」、あるいは「人口減に対応した仕組み」を考えるという方向の話であり、個人個人ががんばって子供を作るというような話ではありません。

個人が「子供を作る/作らない」という問題は、少子化とは切り離して考えるべきです。

「子供がいた方が老後が安心」?

この意見自体はその通りだと思います。
いざとなったら面倒をみてくれたり頼ったりできる子供がいた方が安心でしょう。

でも考えてみてください。老後の安心を目的に子供を作るのですか?
もし自分が子供だったら、親の老後を目的にこの世に生まれるのは納得できないでしょう。
少なくとも私は、まだ生まれてもいない人に「親の老後を守る」という使命を与えるのには、違和感を覚えてしまいました。

「子供を育てると自分自身が成長できる」?

子供がいる人によく言われる意見です。
私にとってはこれが一番効きました。私は成長はしたいからです。
「子育てを通して子供から様々なことを学び、ともに成長する」というのは親の特権です。
また、もし子供を作らないとしたら、親の苦労も親の喜びも永遠にわからないでしょう。

しかし一つの疑問が浮かびました。
子供がいない親は、子供のいる親と比べて人生経験が浅いのか?成長できていないのか?ということです。

「子供がいる=人間的に成長」「子供がいない=人間的に未熟」そんな単純な話ではないと思います。
子供がいない親でも魅力的な夫婦、人間的に深みがある夫婦はいます。
「子供がいない」ということは、自分の親とは違う人生を歩むということ。
手本がいない人生を歩むのは冒険であり、冒険は人を成長させます。

子育てで親も成長するのは間違いない思いますが、子供がいないと成長できないというのは嘘だと思いました。成長の方向性の違いです。

【DINKsの理由③】他にもっとやりたいことが多い

子供を作り育てるということは、人生の多くの時間を使います。
もちろんお金もかかります。

ちなみに出産から大学卒業までの養育費は一人当たり平均1640万円。
さらに学費などの教育費は一人当たり平均782万円(※すべて国公立の場合)かかります。

合計2422万円。私立とか塾とか考えると、さらに金額は跳ね上がります。

そんなにお金や時間をさくほど、子供を欲しいのか?と自問しました。
お金も時間も有限です。
お金をこの先どのくらい稼げるかは未知数ですが、もっと稼ぐとしても時間を注ぐ必要があります。

人生でやりたいことをリストアップしてみて、正直「子供を育てる」は優先順位がかなり低いことに気づきました。
10位以内には入っているかもしれないけど、そのために多くの時間とお金を費やすのは、リスト上位の「やりたいこと」の実現を脅かしかねない。

つまり「子育て」は、私の人生における重要度と占有度の割が合わないと感じたのでした。


【DINKsの理由④】夫婦関係へのデメリット

よく「子はかすがい」といいますよね。
「子供の存在が夫婦関係をとりもってくれる」というような意味です。
私はこの考えに疑問を持っています。

これは持論ですが、夫婦には2つのタイプがあると思っています。
「戦友タイプ」と「親友タイプ」です。

  • 「戦友タイプ」:プロジェクトを共有することで、関係を維持・強化する夫婦
  • 「親友タイプ」:価値観や嗜好を共有することで、関係を維持・強化する夫婦

戦友タイプの夫婦にとってはまさに「子はかすがい」だと思います。
子育てというプロジェクトにともに取り組むことは、夫婦関係の結束を高めるでしょう。
夫婦で商売をしてうまくいく方は、このタイプだと思います。
逆に子供が巣立った後に熟年離婚に至りやすいのも、このタイプではないでしょうか。

「親友タイプ」にとっては必ずしも「子はかすがい」ではありません。
子育てに対する価値観が一致していれば最強ですが、価値観がちょっと違う場合お互いに大変なストレスになるでしょう。

私たち夫婦は、どちらかと言えば「親友タイプ」です。
比較的近い価値観によって関係性が維持され、違う部分に関してお互い首を突っ込まないようにしています。だいたい、うまくいかないからです。
つまり価値観が異なるプロジェクトを共有すればうまくいきません。

そして私たちは子育てに対する価値観がかなり違っていることに気づきました。

子育ては、私たちにとって共有すべきプロジェクトなのか?
今の夫婦関係に満足している私たちにとって、新参者である子供の出現によって夫婦関係が悪い方向に行くのは本末転倒のように感じました。


【DINKsの理由⑤】「親の喜ぶ顔が見たい」はダメ

多くの親は、孫の顔を見ることを心待ちにしていたりします。
私も「子供ができたら、両親は喜ぶだろうなー」「親の喜ぶ顔が見たいなー」なんて思ったりしました。
孫を作るのは、確かに定番の親孝行ですよね。

しかし、「親の喜ぶ顔が見たい」というのを、子供を作る理由にしていいのでしょうか?

子供を作るのも、育てるのも、子供に何かあった時に責任をとるのも私たち夫婦です。
もちろん親も全力で応援してくれるでしょう。
しかし、責任を持つのは子供の親である私たちです。

「親のために」という思いは立派な考えですが、重要なのはそこではないと思います。
最終的に自分たちの夫婦にとって子供を育てていけるかどうか、本当に欲しいかどうかをちゃんと見極めるべきだと思いました。

実はこれは妻から指摘されたことでもありました。
本質を見誤った責任感は、人を不幸にします。
自分の問題か、他人の問題か。
そこを履き違えるところでした。


【DINKsの理由⑥】子育て環境が合わなかった

子供を持つことにポジティブになれなかった理由の1つに、日本の子育て環境があります。

私を育ててくれた両親には感謝していますし、子育てしている人は本当に頑張っていると思います。
しかし、これから子育てをするかもしれない人たちから見たら、あまりにも辛そうに見える。
常にイライラしており、子供が親のご機嫌をうかがっている光景をよく見かけます。

もちろん子育て経験があるわけではないので、実体験に基づいたものではないです。
しかし、そんな私から見ても、日本では子育てをしたくないと思います。

以下に、私が尻込みしてしまうことをいくつか挙げました。

  • PTAという専業主婦世帯を前提にした風習
  • 夜遅くまで塾や習い事がデフォルト(特に都市部)
  • ママ友、子供問わず、同調圧力が強すぎる
  • 時代遅れで意味不明な校則が多い
  • 待機児童問題
  • 仕事を休みにくく、子育てとの両立のハードルが高すぎる
  • 「こうあるべき」が多すぎる

今ざっと思いつく限りでもこれだけあります。

多分がんばれば親の努力で何とかなることもあるのかもしれません。
しかし、今の自分にはこのような環境で、子供を幸せにできる自身がありません。

ちなみに妻もほぼ同じ意見でした。


【DINKsの理由⑦】最悪の後悔は避けたい

私たちにとって、子供を持つほうがいいのかどうか。

こればかりは最終的にはやってみないとわかりません。
でも「やっぱりやめた」はできない。
勇気と覚悟がいる選択です。

後悔のしかたとしては2パターンあります。

  • 子供を作っ手から「やっぱり産まなければよかった」
  • 子供を作らずに「やっぱり産んでおけばよかった」

どっちの後悔がマシなのか?

「子供を産んでから後悔する」という未来だけは、絶対に引きうけたくありませんでした。
これは本当に最悪です。
生まれてきた子供に失礼だし、こんな無責任なことはないですからね。
もし後悔するなら「やっぱり産んでおけばよかった」のほうが1000倍マシです。

今のところまったく後悔していません。


【DINKsの理由⑨】大事なことは夫婦が幸せかどうか

私は子供が好きですし、子供ができたら可愛くて仕方がなくなるでしょう。

でも一番大切にしたい人は妻です。

理由は、自分が選んで家族になった「他人」だからです。

親や子供は、自分で選んでいません。
私は親を選んで生まれてきたわけではないので、そこに自分の意思はないです。
子供がもし生まれたとしても、「その子」を選んだのは自分の意思ではないです。

だから家族の中で一番大事にしたいのは、自分が選んで家族になった妻です。

子供を作るか作らないか、考えている時に一番大事だなと思ったのは妻が幸せかどうかでした。
妻は昔から子供を作ることにあまり乗り気ではありません。さらに主婦になるより働きたい人です。

私が心の底から強く子供を欲するようであれば、妻は喜んで協力してくれるでしょう。
でも義務感とか、世間体とか、将来のためとか・・・本質的じゃない理由で生みたいということであれば、妻も義務的に子供を作ることになるに違いないと感じました。

それで夫婦が幸せになるとは思えません。


【DINKsの理由⑨】子供を作らない方が自然だった

子供を作った人から「自然とそうなった」「自然と欲しい気持ちになった」といった話をよく聞きます。

なんとなくわかるような、わからないような。
自然って何なの?
おそらく理屈じゃないのでしょう。

自分たちにとって「自然」って何だ?
そう思って振り返ってみると、私たち夫婦にとっては子供がいないことがとても自然だった気がします。

結婚6年目ですが、日常生活は2人で完結していますし、将来こうありたいというイメージの中に、一度も自然な形で子供がいたことがありません。2人の間に子供が入る余地がないとも言えます。


【DINKsの理由⑩】結局のところあまり子作りに関心がない

子供を育ててみたいという興味は昔からあります。
「自分だったらこんな子供に育てたい」とか、世間の子育てを見て「こう育てたほうが絶対にいいのに」とか子育てには関心がありました。

ちなみに私が最高だと思う子育ては、さかなクンと野口絵子さん(アルピニストの野口健さんの娘)です。

でも子供を実際に作ること「子育て論」は全然別です。

いろいろ理由を挙げましたが、理屈で考えたら子供なんて作れません。
私たちは「それほど子供を欲しいと思わない」ということだったんだと思います。


まとめ

私たちは子供を作らない人生を選んだわけですが、よかったと感じています。
「夫婦で将来的にやりたいこと」が明確になり、清々しい気持ちで人生を歩めています。

「私たちが子供を持たない人生を選んだ理由」をまとめてみました。
子供を作ろうか悩んでいる方や、子供を作らずに後悔している方の悩みが少しでも軽減されれば幸いです。

以上!アザラスでした。

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